会社の同僚と漫画を描こうと昨年から構想している。
始まりは私の生活の荒様を見兼ねて何かやったが良いとの心配からだったと思う。
何となく構想は出ている。
デュマの椿姫を元にしたり、
山本周五郎の赤髭診療譚を下敷きにしたり
など話し合ったりしてるのだが。
何にしろ人間を見つめるもの、
自身の血を捧げるものになるのではなかろうか。
いや、
そのぐらいのものでなければ
描く内容は欺瞞にしかならない気もして
描くことに気持ちを込められなくなるのではないか。
自分の中にある根源的なテーマと自分を見つめなおさなければ、ものを成すことは虚しき限りにも思う。
会社にいて仕事をしていても空虚なのはそれだからか。会社で行う業務に価値を見出せない、あるいは気持ちを込められないからこそ、会社なるものにこだわることもできず。
それ故自身の立身にも関心がもてず。しかしながら、義務はこなすという相反する存在に自分がいる。所詮会社とは生きるための金を得る手段なのだと割り切りながら、時間も体力も余力が無いほどに費やされる。
まあ、そんなことはどうでもいい。
以前読んで印象深かった「どんぐりの家」の第1話が収録されている本を見つけた。
ここ何年実用書ばかり読んでて自分が自分で無くなってた気もする。
あらためて漫画や書画に触れて行きたい。
何を言いたいのかわからない文章になっている。