ユジク阿佐ヶ谷
岡本太郎の芸術に対する
考えにはとても共感する。
最後は人間に行き着いた所など。
自分の中でもずーっと抱えてきたことだ。
1970年の万博の頃に考えいたことや言動は
東日本大震災、福島第一原発事故を経た今を見越していたのではと思えるほどだ。
第二次大戦での広島、長崎、そして福竜丸の水爆被曝を経て、原子力の利用がなされ始めた時、科学万能に対する期待感の矛盾や綻びを見ていたのではないか。
広島、福島を経ても人間は変わらない。
縄文を始めとしたプリミティブな人間や生物の持つ力こそを信じた岡本太郎には心より敬意と共感をおぼえる。
太郎の赤。生命の赤。鮮血の赤。
見ながらいろいろ創るもの、描くもののアイデアが浮かんだ。
諸星大二郎も岡本太郎の影響あるんじゃなあかなという気もした。
もう一回ぐらい見たいかな。