夜鳥通信

会社員、絵描き、占い師、模型師のブログ

火の鳥 大地編

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火の鳥 大地編」朝日新聞出版


知らなかった。

やはり漫画で読みたかった。

次作は戦時中で構想していたと何かで読んだ気がする。

火の鳥のラストは現代になり

最後はアトムにつながるとも何かで読んだ。

漫画で読んでみたかったなあ。

市川崑の映画を見直したいが

どこかでやらないかなあ。

実写化したら誰が撮るか?

内外の監督をあてはめてた。

岡本喜八黒澤明溝口健二増村保造

コッポラ、タルコフスキービスコンティ

フェリーニトリュフォービルヌーブ

キューブリック、ノーラン、、、


読みたい

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高橋是清自伝」

スターリングラード

卑弥呼の葬祭」


本は目に付いたら買っておかないと

という強迫観念にも似た思いを抱く。

で読みきれずに積んでしまうのだが。

パソコン買ってユーチューブを視聴する時間が増えたらその傾向に拍車がかかっている。

しかし、それでも読みたい。

買ってしまう。

ラクラしてしまう。

眠っている間に読んでしまう方法は開発されないだろうか。

マックス・リヒターが試みた

眠る人に聴かせる音楽のように。


水を抱く女

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新宿武蔵野館

ドイツ映画。

黒沢清を思い出した。

「赤い帽子の女」(神代辰巳)を思い出した。

ヨーロッパ人てあんな顔立ちだよなあと思う。

ゲルマン系になるのかな。

アメリカはドイツ系移民の子孫が多数派と聞いたことがあるが、何となくそんなことを思い出した。


山岸涼子の漫画で「ウンディーネ」ってある。

名古屋にいた頃、プロットだけ踏襲して描き直そうと試みたが。

これこそ誰か映画にしてくれないかな。

溝口が生きてたらなあ。

ベルイマンロメールビスコンティ

ルイマルかトリュフォーか増村かロッセリーニか。

ベルイマンの「夏の遊び」みたいなタッチで。

役者もいない。

池部良上原美佐

木村功加賀まりこ

団次郎伊藤蘭

現代で敢えて言えば

ユリゴコロ」前半の

松山ケンイチ吉高由里子か。

うーん、見てみたい。

シンエヴァンゲリオン

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新宿バルト9

2回目。

昨日、割引きデイで

ノマドランド」を見ようかと思って

新宿東宝へ行ったら満席で入れず。

他になんか間に合うのやってるかなと探したら。

バルト9でなら間に合うので移動して見た。

前回は後半は尿意が気になりながして見たので、今回はコーヒーを控えて入った。

が、席に着いたら妙に眠くなり

冒頭のパリのシーンは何とかとびとびに

見てたが果たして眠ってしまった。

頭の30分ぐらい眠っていた。

なんとか目が覚めてからは

尿意は覚えず最後まで見通した。


前回見てからYouTubeの解説動画を見て

いたので、

画像や台詞やいろいろ確認しながら見ていた。

後半の海岸のアスカの描写を確認したかった。確かに他とはタッチ(描き方)が違っていた。


人間ドラマとしてのストーリーについては

まあよくある話だなと思う。

やはり、自分はその点ではこのアニメにはあんまり思い入れはないんだなと思った。

SFとして、その謎解きは気になってた。

ご都合主義的にも思うのだが、こういう設定なんだなとして見れば納得。

しかしながら、アニメ本編だけ見てたらよーわからんなと終わる気がする、というか、それで良いのかとなる気がする。

述べられていることの意味や述べられていないことの全部を知る必要も無いとも思うが。

主要な登場人物が人造人間だというのは、フィリップKディックの「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」を思い浮かべた。

綾波レイの別の複製が変わりいく様は、その結末は想像できたが、ほのぼのとして見れた。しかし、作者はあれで良しとなったのだろうか。設定とは言え、都合良すぎる気もする。

アスカと呼ばれる登場人物も、ああいう人いるよなと想起しながら眺めていた。

主人公の碇シンジ、父親のゲンドウ、ミサトなどなど、主要な登場人物は最近の世間で言うところの発達障碍の側に立つ、そのディフォルメではないかと感じた。特に碇ゲンドウは。

現実にはなんらかの点で発達障碍でない人間などいないとは思うが。

エヴァンゲリオンの無い世界、

原子力発電所のない日本とか想起してしまった。

最後まで見終わって、

橋本治の「桃尻娘」シリーズが重なった。

全体的に絵は良かった。

加持リョウジが人間ではなく、

それ以外の生物の存続を願っていたことには共感する。人間も残したくはあったんだろうが。