三年前に「この世界の片隅に」を見た。
すげえ映画だなと衝撃を受け、
当時二回見た。
こうの史江の原作やらユリイカやら
関連するものを探して読んだ。
ロングバージョンとなる本作を見た。
あらためて衝撃。
前作でカットされ繋がりを省かれた
エピソードの関連もスムーズで。
いろんな観点から考えて自分としてはベストに近いアニメーション、
アニメーション映画だとあらためて思えた。
前回見た時も思ったのが、
戦時体制による統制経済の庶民に与える影響や状況が、
消費税に象徴される国家や自民党に統御されてる現代と変わらんなあと。
で、この映画、明日中東に出航する
海上自衛隊の護衛艦たかなみの艦内レクリエーションとして上映会でもしたらどうかなと。「7月4日に生まれて」とかもね。
ちなみにアオシマのたかなみは1998年に出したはるさめの部分差し替え版。
金型の抜きの加減でディテールの再現は抑え気味だが、1990年代以降の新アオシマタッチで手堅くまとめられた端正な好キット。
時々無性に作りたくなる。