目撃証言から真相に迫る」
青山透子 河出文庫
事件の真相も
生存できたはずの人も
そこに群がる軍事産業
により揉み消されたんでしょうね。
生き残った四人も先に地元の団体に
見つけられて消し損なったということですか。
日本の失われた30年の
原因をつくったのは中曽根康弘で、
引き鉄を弾いたのは自衛隊ですか。
大勲位が墓まで持って行くと
言ってたのは伊達じゃなかったのね。
だから大勲位を得られたのかな、
アメリカへの貢献が後押しになって。
日本衰退の立役者、アメリカ隷従の筆頭か?
岸信介以上ではなかろうか?
著者の青山透子氏は元日航のスチュワーデス。
123便に搭乗し亡くなった乗客、同僚の供養の思いから事故の真相を追及する。
その研究、考察のために東大で博士の
学位を得るほどの専門分野の知見を修得。
現地にも赴き関係者を訪ね、
一次証言、目撃証言、証拠を収集、分析し、
論理的な推察を重ね事故原因に肉薄。
その執念に敬服。
その姿勢、見習うべきと自身の心身をただす。
照らし合わせた
事故がその後の日本経済に与えた影響を論じる解説も読みどころ。
35年の歳月に思いを馳せ、
事故犠牲者を偲び合掌。