時々、
耳と頭の間のこめかみの上あたりから
目の前に滑り込むように
画像がダダ漏れしてくる。
頭に電気が走るというのか。
そういう時は胸の鼓動も速くなり。
心臓は第二の頭脳だと言われるのは
こういうことかと思う。
忘れてしまいたくないのだが、
書き留める用紙やキャンパスがないと落とせない。
部屋まで戻って、その色を探して
キャンパスに落としてみるとどうにも頭で見えてるものと違ってしまう。
平面としてではなく、絵の具というか画材の厚みや質感も含めてのものなのでなかなか
再現できない。
描きながら変わっていくのに
まかせて嫌になるまで描いてみて。
まあ、描いてしまったものはしょうがないと思い、そのままにしてる。
だいたい、クレオスの番号で近似色を思い出してるのは、クレオスかタミヤの塗料で描いてるからだろうか。
混色して色調整しながらつくるのがまどろっこしいので瓶生でつくる。
速く速く速く絵はつくるべきに思う。