夜鳥通信

会社員、絵描き、占い師、模型師のブログ

真空地帯

阿佐ヶ谷ラピュタ

初めて見たのは30数年前。

ラストの虚しさに共感する。

初めて見た時、

職場も軍隊も似たようなもんだなと思った。

今回あらためて見直して

その感をより強くした。

不正を他人になすりつけ、

自分は輪の外にいる様。

先日も職場で似たような案件があり、

つい重ねて見てしまった。

帰りに本屋により原作購入。

文体が好みだ。

 

山本薩夫特集。

映画館へ行って気付いた。

「戦争と人間.第一部」が今日までだった。

「真空地帯」とバッティング。もう始まっていた。

気づいていたら、こちらを優先して見ていたのに。悔やまれる。

「戦争と人間」、六本で9時間の映画。

以前はオールナイトでよくやってたが最近は見かけない。

見る度に途中で寝るか、間を見逃してしまう。

今回こそはと楽しみにしていたが、

日にちを間違えて見逃してしまった。

第二部からは見逃さないで行こう。

不毛地帯」も楽しみ。

夏は戦争映画を見てアジア太平洋戦争における大日本帝国軍部、政府のアホらしさ、大日本帝国国民のぐだぐだ、世界諸国の戦争犠牲者の悲惨さ、連合国の傲慢、ナチスドイツの狂気、アメリカの原爆投下、ナチスホロコースト大日本帝国731部隊を思い起こしたい。

今日の広島県知事、広島市長の被曝の日に寄せる言葉には共感した。

核による抑止力を信奉する限り核の脅威は無くならない。

原発もしかり。

オッペンハイマー」が日本での公開未定となったのは残念。

広島の原爆の犠牲者、全てのアジア太平洋戦争犠牲者に謹んで黙祷します。