夜鳥通信

会社員、絵描き、占い師、模型師のブログ

高校の頃に描いた絵

f:id:tienro1:20210602230311j:plain

高校の頃、たぶん二年生の終りの春休み前ぐらいに描いたんじゃなかろうか。

モデルをやってもらったのは美術部の同級生。

先日フェイスブックで連絡ついて

別の絵のこと尋ねたら

この絵のことを教えてくれた。

それまでこの絵を描いたのは忘れてた。

まだ持っていらしたとは

ありがたいことです。

また不躾なお願いをきいていただき。

絵については

お恥ずかしい限りです。

真面目に描いてたんだなあと思いました。


部室で描いた。

だいぶ寒かった気がする。

ストーブはあったのかなあ。

電気ストーブがあった気もするが。

途中まで描いて部室に置いてた。

たまたま部室に顔出したら、

美術の先生が県の美術展に別の部員の絵を持って行こうとしてて、まだ出せるから出すかと言われ、

その場で手を加えて出したんじゃなかったかなあ。

テレピン油をかけて艶を加えた。

油で描くと乾きが遅いので、

普段溶き油は使わず筆洗油で溶いて描いてた。

なので艶消しの画面だったのを表面に油だけ塗って即席に艶を加えたのだった。

額が無いんで、その場で木を切って額にしたんでした。

特別賞をもらった。

先生の車で県立美術館の表彰会に行った。

副賞がなぜかたぬきの置物だった。

しょうもない土産品みたいなもので。

なんで、たぬきかと思ってたが、


あんたがたどこさ 肥後さ

肥後どこさ 熊本さ

熊本どこさ 千羽さ

仙波山にはたぬきがおってさ

それを漁師がテッポで打ってさ

煮てさ焼いてさ食ってさ

うまさのさっさ


から来てたんだろうか?

今ごろ気づいた。

あのたぬき、誰かにあげたが誰にあげたか忘れてしまった。

英語習ってた教室に来てた生徒にあげたか、

部室に置いてて春に入ってきた一年にあげたか忘れた。

こんなしょうもない置物、もらって嬉しいのかと感じたのは覚えてる。

誰にあげたのかなあ。