なぜこんな映画を撮ったのか?
リドリースコットはキューブリックみたいになりたいのかなあ?
ふと「バリー・リンドン」を思い出した。
それとも好きな映画を自分のテーマで再構築しているのか?
前作「最後の決闘」は「羅生門」みたいだったし。
リドリースコットって対決に対するこだわりがずっとある。デビュー作の「デュエリスト」からずっと。前作は原点回帰にも感じていた。
今回は最後に裁判になり法廷闘争描写は無いがやはり対決が入るんだなと。
グッチって名前はトム・フォードが起用されるまで、モカシンぐらいしか馴染みも印象もないブランドだと思ってたのを思い出した。
トム・フォードのコレクションシーンの外連味は毎度のリドリースコットって感じがした。