二年前の前作が思いのほかに名作で、
第二作の公開を待望。
初日に観てしまった。
私的には前作の方が登場キャラクターとすみっコの交流と実存が重層的におりなされた
より切なさを覚えるものだった。
今回はすみっコ、その個々のキャラクター・アイデンティティにフォーカス。
なかでもトカゲ実は恐竜がクローズアップ、主人公として扱われている。
すみっコたちと魔法使いの末っ子の交流。
願望がその存在を成立させているということか。
それが実現されてしまった時、
その存在はどうなるのか?
それを追い求めることが存在か。
「美しくなりたいと追い求めるその姿、想いが何より美しいのです」リリー・フランキーの言葉を思い出した。
「千年女優」の主人公も。
以前から好きなキャラクターが画面で動いているのを見るだけで心が弾む。
もう一回ぐらい行こうかな。