夜鳥通信

会社員、絵描き、占い師、模型師のブログ

警官の血

新宿バルト9

 

面白いです。

見ながら、日本映画となぜ違うと思うのかなあと考えてしまった。

行きついた答えは、内容が大人っぽいのだなと思った。

八月から日本の映画もけっこう見たが。

客層が違うからなんだろうと思えた。

日本の客層から、日本映画はああなるのだと。

今の韓国映画と昭和40年代ぐらいまでの日本映画が似てると思ってたが。

求める客層、見てくれる客層、売れる客層に合わせてできてるんだろうなと思った。

私見として韓国映画はパッケージとしての完成度は高いが、その高さが均一で見ていると飽きる。

映画の題材も日本、韓国でそんなに差はない。役者の存在感、映画としての完成度は韓国映画に軍配を上げる。

本作のようにどのような原作を見つけてそれをどのように形にするか。

黒澤が外国の原作をもとに「天国と地獄」を作り上げたことを想起した。

今の日本では原尞の原作はできないだろうな。

韓国スタッフ、韓国人俳優で日本ロケでなら見たいかな。