壺国会パート1閉幕。
昨日、本日の参議院の
昨日の立憲民主・石垣議員、石橋議員。
維新・串田議員。
条項に対するねちっこい質問で、
河野大臣、官僚からじわじわと
答弁を引き出す様は見もの。
中でも掉尾を務めた共産・山添議員の気迫。
日頃の冷静、ユーモアさえ混じえるスマートな質疑スタイルをかなぐり捨て、
与党河野大臣、官僚を追い込む様は一騎当千、
その身に燃え上がる炎を見た。
そしてむかえた、
本日午後の共産・山添議員の質疑。
総理岸田、大臣河野、関連官僚を
向こうに回し対峙する様は、
昨日にも増して渾身の気迫、厳正的確な弁舌。
昨日までの政府側答弁を再度確認し、その内容の議事録への記録を確実なものとして、
今後の被害者の統一教会に対する訴訟の際の法律解釈の裏付け作成を意図したものに思われる。新法に対する凡例は無く、その替わりとなる法解釈の指標を議事録に刻ませる意図か。その深謀遠慮には感服。
かたや対する岸田総理大臣。
こちらも少し見直した。
山添に対する答弁は途中から官僚用意の原稿を脇へ捨てて発されている。
真剣勝負の様相。
安倍晋三、菅義偉の誤魔化しでたらめ意味なし答弁を知る身としては、今日の答弁姿勢だけでも彼は彼等より遥かにマシに見えた。
何より目を見張るは参考人である元二世信者の小川氏の発言。
心身を削り臨む国会、衆知の中でふるう言葉は紅涙頬を伝うよう。言葉一言が血の一滴にも思われる。
統一教会問題も行政、国が放置した公害と同様の構図に思われる。
ちなみに、維新・音喜多俊の質疑の軽さ。時間の無駄。昨日の同党串田議員に任せ、政府に追い討ちをかけ更なる言質をとるべきに見えた。
今国会は終了したが、これにて終らず。
統一教会問題が解決できるか否かは、
日本戦後社会の分水嶺の一つだろう。
天下分け目の決戦だ。
決着着くまでエンドレスゲームの始まりだ。