印象深い撮影だった。
いい映画と思う。
主人公の視点と男性の視点。
恋人よりも自分のしたいことが大事な人というのがまだいるんだなあと思った。
したいことがあることは幸せ、よいことなんだろうか?
ずいぶん前に観た「ときわ荘の青春」で、赤塚不二夫の母が不二夫に
「やりたいことが見つかった不二夫ちゃんは幸せだよね」と言ってたのを思い出した。
人間関係としたいことのバランスがとれたらよいが、現実にはバランスとれないほどの人はあまりいないんだろう。
それほどまでにしたいことなどを抱えている人はあまりいないだろう。
主人公より監督役のほうの不器用さが気になった。
主人公は監督と離れ、
自分を慕う後輩と一緒になったんだろう。
この主人公は切替えが早い人なんだろうか。
そういう人もいるということだろう。